頭痛肩こり、腰痛の大きな問題点3つと対象をカンタンに解説します。
骨格の問題
骨格の歪みは身体の使い方で知らず知らずのうちに、進みます。
例えば右手に荷物を持ったり、肩掛けカバンを右に掛けると身体は左側に倒れます。
そうするとバランスを取ろうと、左側に首を倒してバランスを取ろうとします。
このアンバランスな状況が続いた結果、骨格に歪みが起きます。
対処法
-
お買い物の場合は行きと帰りで荷物を持つ手を変える。
-
座っている時は脚を組まない。もしくは右と左を交互に組むようにする。
-
肩掛けカバンの場合は荷物量を減らす。リュックに変える。
筋肉の問題
ヒトの身体は長時間同じ姿勢を続けるようには出来ていません。
デスクワークやスマートフォンを操作している時など、特に注意が必要です。
女性の場合は筋肉量が少ないので、より姿勢の影響を受けます。
平成28年の国民生活基礎調査では女性の自覚症状1位が肩こりになっています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/
対処法
-
60分に1回は大きく深呼吸を3回行い、血流を促す。
-
デスクワークなら、モニター画面を目線の高さに調節する。
-
スマートフォンを操作する場合は机に肘を置いてディスプレイを目線に合わせる工夫をする。
神経の問題について
神経が原因で起きるものに眼精疲労があります。目を酷使することで周囲の筋肉の緊張が高まり、肩こり以外にも、目の疲れ・頭痛・目の奥の痛みといった症状を感じるようになります。
対処法
-
作業上の都合もあると思いますが、60分に1回は目を休ませる。
-
ブルーライトカットの眼鏡もしくはモニターにフィルムを貼り付ける。
-
喫煙の本数を減らす。
(ニコチン作用により毛細血管が収縮され、栄養が届きません)